動画で分かる!信州柴犬、山陰柴犬、美濃柴犬、縄文柴犬の特徴や違い!

「柴犬」というと、皆さんお馴染みの姿を思い浮かべると思いますが、実はその中でもいろんな種類がいる、ということはご存知ですか?

もともと、大昔から日本に住んでいた狩猟犬を絶滅の危機から救い、保護運動によって守られて今の柴犬がいるわけなんですが、実は日本の各地域ごとで飼育されていたその地域だけ!の特色を持った柴犬たちがいるんです!

今回は、そんな珍しい柴犬の中から3種類と太古の姿を再現させた、縄文柴犬の特徴や違いを動画を交えながらわかりやすくご紹介していきたいと思います!

photo by Maja Dumat

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地柴の特徴と違い

日本の各地域には昔から色んなタイプの柴犬が住んでいました。そういった柴犬たちは一般的に「地柴」などと呼ばれていまして、それぞれに保存会が存在しています。

それぞれの保存会では、そんな数少ない珍しい柴犬の保存と普及に尽力をつくしています。

信州柴犬

信州、つまり長野県あたりがこの犬のふるさとですが、もっとも~っとルーツをたどってみると台湾系の犬と近い血統のようです。

一般的にみんなが知っている「柴犬」はこの「信州系」と「山陰系」の子孫である場合が多くて、信州柴の特徴は、タヌキっぽい丸顔です。

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考えてみると、よく見る柴犬はタヌキ顔が結構いますよね!

ちなみに動画は「川上犬」ですが、川上犬も長野県原産信州柴犬として県の天然記念物に指定されているんですよ~!

この川上犬についての問い合わせはこちら

山陰柴犬

西日本の太平洋側ではなくて、日本海側の地方生まれの地柴です。

むか~し昔のルーツをたどると、朝鮮半島系の犬を先祖としていると言われています。

動画を見ていただくとわかると思うのですが山陰柴犬のお母さん、キリリと引き締まった感じのキツネ顔ですね。その割りに、子犬の方はなんだか子ダヌキみたいで可愛いです^^

これが山陰柴犬の特徴でもあって、成犬として姿かたちが定まって落ち着くのは、だいたい3歳以降くらいなんです。

これを晩成型といって、普通の犬は1歳~2歳くらいで大きさや姿かたちが落ち着くんですが
山陰柴犬はちょっと遅めなんですね~。その代わり、年をとってもあまり変わらない(老け込まない!?)という点もあります。

あとちょっと見づらいかもしれませんが、普通の柴犬の尻尾はクルンっ!と巻いているのに山陰柴犬の尻尾は巻いてはいないですよね?上にヒュっ!と立っています。これも実は、この種類の特徴です。

全体的には発情期が少なくて、生まれる子供の数も少ないから保存会のみなさんが一生懸命普及されていますが、なかなか数が増えない・・・、とっても貴重な犬なのです。

山陰柴犬育成会 ←山陰柴犬の保存会です。

美濃柴犬

岐阜県が故郷の地柴です。

この種類はパッと見ただけで特徴がわかりますね!とても鮮やかな赤色です。というかこの美濃柴の赤を見てしまうと、普通の柴犬の「赤」とされているカラーに疑問を持ちたくなってしまいます^^;あれは「赤」・・・というより「茶色」とか「芝色」とかでもいいのでは・・・なんて。

一般の柴犬は初めての人や犬に対してけっこう警戒心があるんですが、この美濃柴は初めてでも以外にすんなり頭を撫でさせてくれたりします。もちろん、その子によって臆病だったり警戒心が強いタイプもいますが、明るい性格の子が多いようです。そして、ご主人に忠実なのもいいところですね♪

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でも、いったん猟にでると素晴らしい狩猟能力を発揮します。その状況を自分できちんと判断してすばやく巧みに動く事ができるんですよ!

この美濃柴もとても数が少なくて全国で200頭いるかいないか・・・絶滅の危機から守るべく、今も保存会の皆さんが保護普及に取り組んでいらっしゃいます。

美濃柴犬保存会

縄文柴犬

この柴は地柴・・・というわけではないですが、縄文時代から日本に住んでいた歴史的で貴重な犬をこの先も残していこう!という保存運動がなされています。

動画を見ていただくと、細長くて目が釣りあがってキツネ顔ですが、山陰柴犬とはちょっと違った風貌ですよね。

この縄文柴は縄文時代の遺跡から見つかった犬の特徴を再現させ、保存普及されています。頭蓋骨でいえばそういった遺跡から見つかった犬の頭の骨とそっくりで特徴がとてもよく出ているようです。

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性格的にも人懐こい現代の犬とは一味違って、獲物を狙ったり部外者への警戒心で一定の距離をとったりと野性的な性質が残っているんですね~。

縄文柴犬研究センター

まとめ

ではまとめていきますね~★

  • 信州柴犬

長野県原産の地柴。台湾系の犬に近い。天然記念物に登録されていて、タヌキ顔です。

  • 山陰柴犬

西日本の日本海側うまれ。
キツネっぽい顔で、姿かたちが落ち着くのは3歳以降くらい・・・つまり遅咲き^^
尻尾は巻いていません。生まれる子供が少ないので、なかなか数が増えないのが大変な種類。

  • 美濃柴犬

とても鮮やかな赤色の柴犬。岐阜県うまれ。性格は明るめで、人懐こい子が多いです。
でも、猟犬としての能力もとても素晴らしい!

  • 縄文柴犬

地柴ではないけど、縄文時代から日本に生息していた犬を再現した種類。顔が細長くて目もキリっと釣りあがっているのが特徴ですね。

時代の移り変わりによって日本に昔からいた犬たちも、海外の犬と混ざって雑種化してしまったりして、とても少なくなってしまいました。

いつかはニホンオオカミが絶滅してしまったように純粋な日本犬が絶滅してしまうかもしれない・・・!

そういった危機を感じて日本各地にいる独特の日本犬を保存して繁殖し、普及の努力をしてくださっている方たちがいます。今回はそんな中から珍しい柴犬たちをご紹介しました。

もし街中でこの柴たちを見かけたらあぁ、数少ないとても貴重な柴犬に出会えたな~と
ラッキーな気持ちになれるかもしれませんね♪