ペット

玄人向き?初心者は無理?ジャックラッセルテリアとパーソンラッセルテリア

更新日:

犬飼い初めてさんがペットショップに行って見た目の可愛さにだまされて陥ってしまう・・・

それが、ジャックラッセルテリアの罠です。日本ではまだまだ少ないですがパーソンラッセルテリアも然りですね。

この二つの犬種は一体どんな犬なのか!?と思って検索すると色々出てきますがパーソンラッセルについてはまだまだ情報が少ないのが現状ではないでしょうか?

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我が家ではひょんなことからパーソンラッセルに出会い家族に迎え入れることになったのですが、今回はそんな飼育経験から二つのラッセルがどんな犬なのかをご紹介していきたいと思います。

ちなみにこのラッセルベビーはうちの子が赤ちゃんだった頃です!

photo by Kevin Friery

どんな犬?

巷では「ジャックラッセル・テロリスト」などと呼ばれてしまっているテリア中のテリア。

まだ一つの犬種としては不安定さが残っているので一口にラッセルテリアといっても本当にさまざまなんです。


168553755_8fe08f9f74_bphoto by Mike Hales

 

実際ジャックとパーソンの区別もあいまいなところが多くて、故郷のイギリスでは「パーソン」としか登録されていないし「ジャック」と「パーソン」という純血種で分けられても、大きさや特徴がその子によってかなり違ったりするんですね。

「ジャック」と「パーソン」の決定的な違いは足の長さと胴体の比率、あとは体のサイズです。

ジャックラッセルテリア


8042670993_98dc09a65a_bphoto by Philippe GUINTOLI

日本ではだいぶポピュラーになりました。ペットショップ等でよく見かけるのもこの種類ですね。

「ジャック」はオーストラリアで改良されてコーギーの血が入っているので、手足が短くてちょっと胴長。小型犬らしく身長も低いです。

パーソンラッセルテリア


4235625377_a18f47d289_bphoto by Peas

「パーソン」はもともとイギリスで繁殖された時の姿を理想として再現、維持させています足は「ジャック」より長くてスラッとした印象ですね。

こうやって維持させているのにはわけがあって、犬の種類って人気が出てくると家で気軽に飼いたい人が増えて、その犬種のミニバージョンに需要が出てくることが多いです。

 

例えば今の「柴犬」→「豆柴」の動きもまさにそれで、そういう繁殖が多くなってくると柴犬本来の姿かたちや丈夫さや性格などがどんどん変化してきてしまうんです。そうするとドンドンどんどん色んな事が変わってしまって、もともとの柴犬という姿そのものがいつかいなくなってしまうかもしれない・・・!

ラッセルテリアにもそういう懸念があり、また、イギリスのラッセルさんが一生懸命繁殖して生み出した犬の原型を取り戻して保存させたい・・・!という願いもあり、「パーソン」が保存、維持されています。

大きさ以外はあまり変わらない!性格や特徴

ラッセルテリアは仕事を上手くこなすために改良、繁殖されてきたので外見の統一性は特に重要視されていませんでした。

なので毛の長さ体の模様、耳のたれ具合などがその子その子によって様々で、一見すると違う種類の犬かと思われてしまったりもします。でも、色んなタイプのラッセルがいるけど、ちゃんとどの子もラッセル独特の特徴を持ち合わせているんですよね。

ジャックとパーソンも、大きさなどで区分はされていますけどもともとは同じ犬種として扱われていたので性質はあまり変わらないです。実際に、日本にいた頃に見ていた何頭ものジャックとこちらで出会って飼っているパーソンは、細かい個性の違い以外の特徴はだいたい似ている感じです。

運動量がハンパない


198333823_d3ca85e521_bphoto by Drew Leavy

「小柄なのに」とかよく言われますがこれだけ小回りが効いて、引き締まってバランスがとれた体格をしていますからかなり体力があります。

実は私はインドア派で、日本にいた頃「ジャックは毎日かなり運動をさせる必要がある」という事を知って、飼いたい犬種候補から真っ先に名前が消えた犬種でもありました^^;

それを飼うことになるとは・・・人生ってわからんですね(笑)

まぁ運動をさせなくても死にはしませんが、ストレスが溜まってかなり厄介な問題児になるはずですので面倒くさがりさんでも、最低限犬が満足できるくらいの運動をさせてあげた方がいいです。

しつけが大変

犬を飼うのに必須のしつけですが、ラッセルテリアのしつけは経験者でもかな~り根気と忍耐が必要になってきます^^;

私は成犬になってからもらった臆病な先代雑種犬を小学生の時に、かなり色々教え込んでしつけた経験があるので犬のしつけに関しては自信があるほうなのですが、今のパーソンの大変さにはビックリです。


4528221_b44d027338_ophoto by PROMelanctha

何が大変かって言うと、子犬期に基本的なしつけを済ませようと色々教えたりするんですが、うちの子の場合、まずそっこら中飛び回る!駆け回る!噛み付く!はしゃぎ回る!

その一つ一つの問題行動に「ノー!」と言ってもダメだし、無視してもダメ。捕まえて目を見て低い声で言う、逆にいい子にしている時に褒めちぎる・・・などなど全部やってみたけどダメ。怒っても全然平気な顔をして飛びついてくる。

本当に「手がつけられない」とはこの事か・・・!と思いました^^;

もしかしてとんでもない問題児を貰ってきてしまったのではないか・・・。。と頭をかかえましたね(笑)

そして結局、あんまり激しくてしつけが入らないので「きっともう少し大人になったら落ち着いてくるでしょう・・・」と、しつけるのをちょっと延期したのでした。

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うちの場合はそれが良かったのか、1歳過ぎてから少しずつ落ち着いてきてしつけも比較的スムーズに入るようになり、最近では完全に主従関係ができて落ち着いたラッセルライフが送れるようになりました。

まぁコントロールが効く小型犬のサイズだったのと、うちの場合、番犬として外飼いをしているのでできたことでもあります。室内飼いだったら、家の中をあれこれ破壊されて大変だっただろうな~^^;

ラッセルのヤンチャに困っている方がいらっしゃったら、飼い主の努力でもギブアップな場合、ラッセルより体格が大きくて強い犬種で、しつけの入った成犬と遊ばせて教育をしてもらうといいです。

噛み付きやヤンチャ具合もそうやって遊びながら少しずつ修正されていきますので。

破壊力抜群!

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体力もあり、元気!元気!なラッセルは破壊力も抜群です!

うちは子犬期に使っていた大き目の丈夫なダンボールから、ご飯やお水を入れる器、散歩用リード、首輪、鎖・・・色んなものを何度も壊され、その度に買い換えています。多分室内飼いだったら家具や靴など大変かもしれません。その辺の対策は必須ですね。

でもそれも成長すればだいぶ落ち着いてくるもんです。

かなり勇敢!

体は大きくない小型犬ですが、見た目と違ってかなり勇敢です!


238499412_8a891a92a3_bphoto by fiore_basile

知らない人には誰にでも向かって吠えていきますし車にも突進していきます。

今の広い敷地で飼っていた先代犬たちは車からは距離をとり、牛からも距離をとっていましたが、ラッセルは大きな角がある牛にも突進していきました。見ているこっちがヒヤヒヤしました(笑)

自動車事故が多い犬種としても有名なので注意が必要ですね。

泥棒や犯罪も多いブラジルではこの勇敢さ、攻撃性は番犬としてかなり助かるので、うちでは敢えて「吠えない」訓練や「飛びつかない」訓練、静止訓練などはしていません。

でも日本の一般の家屋で飼われるなら、この辺の攻撃性をコントロールする訓練は必須だと思います。

幼児がいる場合は気をつけて!小動物も危険。

ラッセルはもともとキツネ狩りのために繁殖されていて、キツネ以外にもネズミ、サソリ、ヘビなんかの駆除にも使われていました。なので「何かを捕まえて襲う!」という習性が強いです。

うちの子はお散歩中の子ブタを捕獲してしまったり、ヘビに向かってもの凄い勢いで向かっていったり・・・

↓我が家の庭先でお散歩する子ブタ達。

敷地の中には「食べれるネズミ」がいっぱい生息しているんですが、その草原の中にもぐりこんで襲い掛かっていくのがもの凄く楽しいようです^^;


5675480031_580e7b3d32_bphoto by Jim Pennucci

自分より弱いもの=幼児にも飛びついていきますので注意が必要です。

うちでは主従関係がしっかりしてからは息子(4歳)にも大人しく撫でさせてくれるようになりましたが、犬が何かに夢中になってはしゃいじゃってる時はやっぱり飛びついたり噛んでしまったりします。

いくら慣れたからといっても、子供が犬をコントロールできるくらいに成長するまでは気をつけなければいけません。

小動物との同居は、ラッセルが捕まえたくて仕方なくなってしまうでしょうからオススメしません。「捕まえる」を目的に生み出されているのでそれを禁止するのも可哀想かな・・・と思います。

頭がよくて明るい性格!

ヤンチャでしつけが大変で攻撃的・・・

なんかこれだけ聞くとこの犬のいい所が見当たらなくなってしまう気がしますが、ラッセルは頭がとても良いです!


7235859570_2916103831_kphoto by Eric de Redelijkheid

主従関係ができてしつけがしっかり入り始めると一つ一つのしつけもスムーズで、覚えも理解力もいい犬だなぁ~と実感できるようになりました。

それに至るまでは頑固で大変ですが、主従関係もでき、お互いの意思疎通もできるようになってくるととてもいいパートナーになります。


3576474193_df7a6aafee_bphoto by jayneandd

手のかかる子ほど可愛いっていいますしね(笑)

そして明るい性格でタフでポジティブな姿でこちらを元気にさせてくれますね。


2773014613_07b7c660c6_bphoto by Erin

・・・と、いうことでそろそろまとめておきましょう。

まとめ

  • 短足・胴長のジャックラッセルテリア。
    ジャックより足が長く、イギリスで生まれた時の特徴をもったパーソンラッセルテリア
  • 「ジャック」は日本でもポピュラー
    「パーソン」はまだまだ希少価値が高いようです。
  • 犬種としては統一性がまだあいまいで、個体差は激しいです。
  • 確かに初心者にはハードルが高い犬だけど、しつけを覚えて主従関係が出来上がるととっても楽しくて素敵なパートナーになれます。

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我が家のパーソンラッセルとの出会いは突然なものでした。

販売先の画家のお家で生まれたこの子は他のお家に引き取られる予定だったのですが、そのお家と連絡がつかない状態だったようで「うちも子犬を探している」と言ったところ、急遽うちにお迎えする事になったんです。

で、パピーを育てたはいいんですけど上記でも書いたように、ものすっごく激しいオスでしつけが本当に大変でしたね^^;

お迎えする時、その画家の人は「同じ種類の犬と交配させて生まれた」「尻尾はじゃまだから切った」とだけ言っていて、肝心の犬種は教えてもらっていませんでした。

私もまさかこんな野良犬がゴロゴロしているド田舎に血統書つきの犬がいるとは思ってもみなかったんで、特に犬種へのこだわりもなく貰ったんですが、まぁ本当に性格の激しさにビックリです(笑)

なんとなく「テリア種だなぁ~」とは思っていましたが、日本ではラッセルは「ジャック」しか見たことなかったんで、足も長いし・・・似てる気もするけど違うだろう・・・と思っていたんですよね^^;

でも、よくよく調べてみると・・・胴長短足じゃないパーソンラッセルという犬種がいるではないですか・・・!

しかも、その特徴がまるでうちのワンコそのもの!!どうりで育てにくいわけだ・・・^^;

・・・と、その時やっと様々な謎が解けたのでありました(笑)

犬が1歳過ぎるまでは本当にしつけも入らないし、息子は飛びつかれて噛まれまくるしで大変でしたが、主従関係に成功してしつけも入り、コミュニケーションがスムーズになってくるとあの大変な時期を乗り越えられたんだなぁといい思い出にもなります。

ラッセル育ての醍醐味は、そんなところにもあるのかもしれませんね。

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